DELE B1 受験

 

先日、スペイン語の試験にチャレンジしてきまして。

日本では西検ことスペイン語技能検定DELE、あと合否式でなくTOEICのようなスコア式のSIELEなどが受けられます。

今回私は世界共通試験であるDELEのB1(ベ ウノと読む)を受験しました。

 

 

B1です

 

 

DELEはレベルが

 

A1(初級)

A2

B1

B2

C1

C2(上級)

 

と設定されています。

 

 

去年A1落ちてるのにいきなりB1とかばかじゃないの私

 

 

申し込んだのが2ヶ月以上前なので、

 

「まぁ最終的にはB1を取るつもりだしA2の問題集のCDの音飛んでるしどうせなら最初っから目標は高く設定しておいた方が頑張り甲斐があるしっていうかいずれ合格を狙うつもりなら段階踏むよりハナっから試験を実地で体験しておいた方が後々良いだろうし2ヶ月みっちり頑張れば合格は無理としてもなんとか善戦できるくらいまでにはきっとなんとか(オタク特有の早口)(申し込み)(母の緊急入院)(台風19号)(推しのライブツアー)(ライブ最高すぎてしんどい)

 

と、何一つなんとかならないまま当日を迎えてしまった次第にございます。

 

ここからは次回リベンジを果たす私の私による私のための備忘録としての記載です。

 

 

 


 

 

 

11/23(土)、横降りの雨の中向かうは東京国際フランス学園。

スペイン語なのにフランス学園。

 

まあEUですしね

 

集合時間は8:30。

15分前には着いててねと受験票にあるので8:10頃に余裕の到着…

のはずが長蛇の列

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え?何?ライブの物販列かな?

 

どうやら会場がまだ開場はおろか解錠すらしていないらしい(わざと言ってますよ)

ようやく中に入れたのは8:40頃で、つまり30分くらい外で濡れて凍えてました試験前に。

かつて雨に試された第9曼荼羅東京公演とか思い出して心だけほんわかさせてました。

 

 

受験番号ごとに割り振られた教室に入り、席へ…

 

って席の番号表記かわいいね!?(付箋に手書き)

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ホワイトボードに「携帯の電源は切ってね」とか「ボールペンか鉛筆を使ってね」とか色々説明が書かれてます。全てスペイン語で。

そういえばA1の時もそうでしたが…ちょっと文字量が多いので普通にカンペになり得るんですけど良いのか。良いのかこれは。

 

試験官もスペイン語圏ネイティブのお姉さんで、「解答用紙の名前に間違いはないか確認してね」「身分証明書確認します」くらいの案内や確認や配布作業の後、しばらくして

 

「Vamos」

 

といきなり仰った。

突然始まった感半端なかった。

 

 

読解(70分)

 

マークシート方式ですが選択肢数が3だったり10だったり問題によって異なります。

 

「海沿いが良い」「窓から見える田舎の緑の風景が好きなんだ」「文化財がたくさんある地域が良いな」「都市近希望」等々、ホテルを探す6人の男女の希望に沿う宿泊施設を選択する問題。

 

まぁ単語力がA1で止まっている私クラスともなればこれしきロト6も同然ですよ

 

あとバイク欲しさにアメリカやヨーロッパのモーターショーに行く青年の話と…

なんだっけ、ロト10状態の問題とかありました。

内容忘れてる時点でお察しください。

 

 

聴解(40分)

 

 

しゃべくり速度はっや!!!

 

Netflixで大人気のスペインドラマ「ペーパーハウス」の2倍くらい速い。

ニュース音声とかなんでキャスター口回ってんの?ってレベルで速い。

こ、これがB1の洗礼…!!:(;゙゚'ω゚'):

なんとかわずかながら聞き取れた単語を頼りにひーこらマークしていたら、

 

「ごめんね!いくらなんでも速すぎよね!💦」

 

と試験官のおねーさんが音声を止め、何人か呼んできてPCをいじり始める。

 

あ、まじで速かったんだ…

 

ゆっくり再生で仕切り直し。

おお!10分くらい速い音声で耳慣らしされたため、今度はとてもゆっくりはっきり聞こえる!これちょっとチート状態でむしろラッキーじゃないですか我々!

 

まぁはっきり聞こえたところで単語の意味はよくわかんないんですけどね

 

メキシコのニュースヘッドラインとか、苦手な水泳を克服する子のお話とか、なんかそんな内容があった気がします。

内容忘れてる時点でお察しください。

 

 

作文(60分)

 

作文は2つ書かないといけません。

ひとつは「やぁ、旅行はどうだった?ところで僕可愛い子と知り合ったんだけど、どどどどどどうすればいい?何かアドバイスない???」的な友達のメールへの返信。

100-120単語制限は完璧クリアしましたが、さて文法とスペルが…さてさて…

 

もうひとつは2種類から選ぶ形で、私は女性におすすめな休暇旅行プランのプレゼンよろ、な感じの問いを選びました。

近くに温泉のある田舎の小さな家においでよ、でっかいハルディン(庭)があるからスポーツもバーベキューもできるよ、ビールうめぇよ、的なことを書きました。

バーベキューの単語スペル思いっきり間違えました。

1問目のアミーゴにデートにおすすめなお洒落なレストランを結構真剣にお勧めしてしまったのが祟って時間が足りず…20単語くらい不足の状態でゲームオーバーです。

 

 

 

ひ↓る↑(昼食騎士)

 

ここで筆記試験は終了となり、各自指定日・時刻に指定場所に移動して口頭(面接)試験となります。

私は16:00から同建物でなので、のんびりお昼タイムを過ごせました。

A1を受けたときは、筆記が渋谷で面接は四ッ谷でという形でした。

電車移動がなくてラッキーです。

駅前の喫茶店で時間までのんびり…してようと思ったんですが、カウンター席に通され、ちょっと長居しづらい雰囲気だったので、サイゼリアにはしごしました。

茶店で食べたオムライスおいしかったです。

味噌汁付き。

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この待機時間の間にいろいろ復習や準備をしておこうと思っていたのですが、ちょうど本日販売開始の推しのライブの一般チケットが、開始3分(実質1分)で完売したとの報を受けてそれどころじゃなくなりました。

 

 

口頭試験(15分+15分)

 

まず待合室で呼ばれるまで待機、一緒に呼ばれた2人と別室にてこてこ移動。

教室前で、口頭試験の流れを説明するカードを渡されるので読む(読めない)

教室内に通されると、複数の席の上に2枚のカードが置いてあります。

早い者勝ち状態で適当に座り、カードに記されたテーマをどちらか選び、机の上に置いてある白紙に鉛筆で15分間の準備時間で話したいことをまとめます。

私は「Mi ciudad〜」的なテーマが書かれた右のカードを選びました。

A1でも同じ地元紹介のテーマを選んだので、半分流用させてもらうぜ…!

と、スピーチで述べるべき点を箇条書きにされている流れで書き始めたら…

 

「Le gustaría hacer actividad……れ、Le gustaじゃない…ッ!?「あなたの好きな〜」ではなく「あなたがやりたいこと」を問うている…ッ!つまり!ここで語るべきは!おいでよ長野ではなく!いつか住みたい地へのドリー夢!!!し、しかし今さら直すには時間が足りない…ッ!こうなったら仕方がない!「私の家は空気が美味しくて良い所なんですが山奥なのでもっと町の中心部に住みた〜い♡」よしこれで押し通す!!!!!!」

 

面接会場では質疑応答担当の、なんか刑事ドラマだったら警部っぽい貫禄のおじさまと、後方で採点を担当される、BattlesのIanさんを半分くらいにしたような感じのイケおじがにこやかに出迎えてくれました。スーツなのがポイント高いです。

ちなみにA1のときの面接官は真っ赤なサマーワンピのイケイケお姉さんでした。

 

ここから15分が口頭試験となります。

本当は先程準備した下書きはど忘れした時の必殺チラ見使われる程度のものなのですが、私はチラチラチラチラチラチラチラチラチラ見くらいしてしまいました。

見たっていうかもはや読んでた。

基本的に話の内容が本来のテーマから逸脱してしまっていたのですが、面接官さんが優しくて、スピーチの後の質疑タイムに「あなたはどんな国に行きたい?」と軌道修正してくださいました。

 

「コロンビアに行きたいです!先生が住んでるので!」

「女の先生?」

「女です!美人です!」

¡Muy bien!👍

 

他の質疑はドント・ブリーズの映画だったら勝ちゲーってレベルに黙してしまいましたが、上記の質問だけは即答できました。

やっぱ普段からことあるごとに口に出していたフレーズは強いな…

 

もういっこのテーマは「あなたはインターネットで何を買う?」だったんですが、推しのWebサイトからCDとDVDとグッズとチケットと…で羅列して質問を推し語り方面に誘導した方が絶対もうちょっと点数とれた…!(後悔)

 

この2-3分のスピーチが課題1、スピーチに関した質疑応答が課題2です。

 

課題3は、写真描写。またも2つのカードが渡され、舞台が図書館である右のカードを選びました。とりあえずBibliotecaって単語はパッと出たので。もういっこの方よくわかんなったので。

「ひとがごにんいてぇ…このひとはほんをよんでてぇ…このひとはぱそこんつかっててぇ…ほんがいっぱい…あー…うー…(以下キャスカ状態)」

 

最後の課題4はロールプレイング。面接官と私は図書館に勤める同僚。図書館を盛り上げるために何かアイディアを出してください。という設定。

 

「Sí, tengo una idea(はい私にはアイデアがあります)(ねぇよ)…あー…うぅー…(再びキャスカ降臨中)」

「¿Qué…?(それは…?)」

Esa es……………………………………la fiestaアアアアア!!!(それは……祭りじゃあああああ!!!)」

¡¡¡¡La fiestaー!!!!(祭りじゃあああ!!!!)(何とか話が続いてホッとした顔)」

 

 

情けないくらいボロッボロでしたが、この日の私は、キャスカ物真似選手権だったら優勝争いに加われたレベルだったと確信しています。

 

 


 

 

 

…ねぇ私、World Cell 2015で学んだわよね??

選択肢オールRはバッドエンドだって。

 

そんな、WC2015最終日の気持ちを思い出しつつ、私は会場を後にしたのでした。

 

 

ていうかこの日はBSPの日だったのでマジで心が試験どころじゃなかったです

試験が終わってTwitterに戻ってきたらなんかテスト放送の誤公開(with鉄面み)によってファンが殺戮されてるしさ…(*´∀`*)

 

 

来年、またチャレンジ頑張ります。

今度はいい勝負してみせますよ!